風神雷神

所蔵元 東京国立博物館
正式許可(画像)

尾形光琳

江戸期の琳派芸術を代表する芸術家。その創作は絵画、工芸、書など多岐にわたり、日本のみならず広く世界の芸術家に多大な影響を今もなお与え続けております。
画中の署名は「法橋(ほっきょう)光琳」とあり、「法橋」とは優れた絵師などに与えられるたいへん名誉ある称号で、光琳44歳の時に叙せられました。
印は光琳の実名である「方祝」の朱文印です。

本作の軸装は50年に及ぶ実績をもつ熟練の日本人表具師による手表装で、吟味厳選された正絹の生地と銘木の軸先を用いて丹念に仕上げました。