竹久夢二展

竹久夢二(1884-1934)

明治・大正・昭和の激動の時代を数多くの恋愛と独自の創作活動とをもって駆け抜けた竹久夢二。
夢二はいわゆる中央画壇とは無縁の画家でありましたが、彼ほど広く人口に膾炙され続けている画家は他に例を見ません。没後80年になろうとする現代でもその人気は衰えることを知らず、未だに多くの人々の関心を集めています。

本展は夢二晩年の欧米旅行中に描かれた作品のほか、油彩、掛軸、屏風、オリジナル版画などの名作の数々(未公開作品10数点を含む)を展観するものです。そのほとんどがこれまであまり公開されることが少なかった作品群ですので、夢二ファンには必ずご満足いただける内容です。

展示作品構成

1. 夢二式美人画の世界
2. 欧米への夢
3. デザイン・装幀の世界
4. 港屋絵草紙店の世界
5. 夢二を支えた女性たち